VIO脱毛はしない方がいいって本当?
VIO脱毛にはどのようなデメリットがあるの?
若い世代を中心に人気を集めているVIO脱毛ですが、デメリットを理解しないまま施術を受けると後悔することもあるため注意が必要です。
この記事では、医師の監修のもと、VIO脱毛はしない方がいいと言われる理由や、メリット・デメリット、脱毛後に後悔しないためのポイントについて、知恵袋の回答よりも詳しく解説しています。

VIO脱毛はしない方がいいと聞き、施術を受けるべきか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
当サイトでは、医療脱毛クリニックの経験者の声をもとに、現役の医師が「全国版の医療脱毛ぶっちゃけどこがいい?」を解説しています。


当記事では、医師監修のもと以下の内容を解説しています。


・当記事は、KIREI+医療脱毛のプライバシーポリシーに基づいて作成しています。
・医療脱毛は保険適用ではなく自由診療です。
・医療脱毛クリニックでは複数回まとめての契約が可能ですが、無理に高額なプランを契約してトラブルになる事例もあるため注意しましょう。
・契約していた脱毛サロン・医療脱毛クリニック等が倒産した事例があるため、リスクが不安な方は都度払いを検討してください。
VIO脱毛とは


VIO脱毛とは、デリケートゾーンであるVライン・Iライン・Oラインのムダ毛を処理する脱毛方法です。
各部位の特徴を次にまとめました。
部位 | 詳細 |
---|---|
Vライン | おへその下から逆三角形に広がる部位(ビキニライン) 脱毛により、下着から毛がはみ出さなくなり、蒸れも軽減できる |
Iライン | 小陰唇の両サイドで、粘膜に近くデリケートな部位 脱毛により、蒸れやニオイを軽減できる |
Oライン | 肛門周りで、自己処理がしにくい部位 脱毛により、おしりのニオイやかぶれを軽減できる |



VIO脱毛を行うことで、デリケートゾーンの蒸れが抑えられるため、ニオイやかゆみの改善も期待できます。
VIO脱毛では、デリケートゾーンの毛を全て処理するハイジニーナだけでなく、毛の形を整えたり毛量を減らしたりする施術も可能です。
自由に毛の形をデザインできるため、ハイジニーナに抵抗がある方でも安心して施術を受けられます。
VIO脱毛はしない方がいいと言われる理由やデメリット


VIO脱毛はしない方がいいと言われるには、以下6つがもっとも多い理由です。
永久脱毛したら元に戻せない、施術時の痛みや刺激が強い、毛がなくなった箇所の黒ずみが気になるなどです。



しかし、VIO脱毛のデメリットはカバーできるため、安心してください。
VIO脱毛はしない方がいいと言われる理由と、デメリットをカバーする方法を、詳しく解説します。
⒈ アンダーヘアを永久脱毛したら元に戻せない
VIO脱毛をしない方がいいと言われる理由は、アンダーヘアを永久脱毛すると元の状態に戻せません。



医療脱毛は、毛根を弱らせる美容脱毛とは異なり、発毛組織を破壊しながら脱毛効果を得ます。
一度壊滅した毛根から、新しく毛が生えることがないため、後悔しないためにも、アンダーヘアのデザインはよく考えて決めてください。
VIO脱毛は施術後に施術範囲を広げることも可能なため、初めての施術は控えめなデザインを選ぶことも一つの方法です。
⒉ 他の部位より施術時の痛みや刺激が強い
VIO脱毛は施術時の痛みや刺激が、他の部位と比べて痛みを感じやすい傾向にあります。
VIOは皮膚が薄く、粘膜にも近い非常にデリケートな部位です。
さらに、太くて黒い毛が密集しているため、レーザーの反応が強く出やすくなります。
そのため、出力の調整や冷却・麻酔対応など、痛みを軽減するための対策が整ったクリニックを選ぶことが大切です。



そのため、出力の調整や冷却・麻酔対応など、痛みを軽減するための対策が整ったクリニックを選ぶことが大切です。
VIO脱毛の痛み対策では、多くの脱毛クリニックは麻酔クリームや笑気麻酔を使用します。
ただし、麻酔は別料金のクリニックが多いため、事前に料金を確認し痛みへの不安があれば積極的に活用しましょう。



VIO脱毛の痛みや刺激が不安な方は、カウンセリングの際に相談しましょう。
⒊ デリケートな部位なので肌トラブルが起きやすい
VIOは非常にデリケートな部位のため、他の部位と比べて肌トラブルが起きやすい傾向にあります。



具体的には、施術後に赤みや腫れ、軽度の火傷のようなヒリつきなどが生じる可能性があります。
しかし、多くの医療脱毛クリニックでは、施術後に炎症を抑えるクリームの塗布や、保湿ケアなどのアフターケアを丁寧に行っているため、過度に心配する必要はありません。
VIO脱毛後の肌トラブルに備えて、炎症止めや保湿用のクリームを提供するクリニックもあります。
VIO脱毛で肌の敏感さに不安がある方は、アフターケア体制が整っているかどうかを事前に確認し、自分に合ったクリニックを選ぶことが安心につながります。
⒋ 施術中の恥ずかしさが気になる
VIO脱毛では施術中の恥ずかしさが気になり、しない方がいいと考える人もいます。
施術中に陰部を見られることに、抵抗を感じる方は多いでしょう。
しかし、多くの脱毛クリニックでは、施術中の恥ずかしさを軽減する工夫をされているため過度の心配は不要です。
具体的には、使い捨てショーツやタオルで陰部を隠し、少しずつずらしながら露出を最小限にして照射を行います。



また、施術は女性の看護師が担当するため、異性に陰部を見られる心配もありません。
どうしても恥ずかしさが拭えない場合は、カウンセリング時に相談してみることで、自分に合った方法や配慮を提案してもらえるクリニックを選びましょう。
⒌ 施術のタイミングが生理によって左右される
施術のタイミングが生理によって左右される点も、VIO脱毛のデメリットです。
生理中は痛みを感じやすい上に、肌トラブルや感染症のリスクが高まるため、多くのクリニックでは施術を受け付けていません。



VIO脱毛の予約を取る際は、生理と重ならないよう事前にスケジュールを確認し、余裕をもたせた日程を選ぶことが大切です。
クリニックによっては、施術日と生理が重なった場合、予約日をずらしたりタンポン着用で照射できたりする場合もあります。



ただし、生理中のVIO脱毛にはデメリットが多いため、できれば予約日を変更しましょう。
生理周期が不安定な方は、生理と重なった際にも柔軟に対応してくれるクリニックを選ぶことをおすすめします。
⒍ 毛が無くなった部分の黒ずみが気になる
毛が無くなったことで黒ずみが目立ちやすくなる点も、VIO脱毛のデメリットです。
VIOの黒ずみは、下着の締め付けや毛の摩擦、自己処理のダメージによって起こりやすい傾向にあります。
今までは毛で隠れていた黒ずみが、VIO脱毛後に目立つようになり、一時的に気になる場合もあるでしょう。
しかし、VIO脱毛が完了することで自己処理によるダメージや毛の摩擦がなくなり、黒ずみも改善に向かうと期待できます。



デリケートゾーンの黒ずみ専用の石鹸やクリームも市販されているため、積極的にケアを行いたい方は試してみても良いでしょう。
VIO脱毛をしてない女性との割合は?アンケート調査結果


VIO脱毛をしている女性としていない女性の割合を調査した結果、約3人に1人がVIO脱毛の経験があることがわかりました。
さらに、20~30代の女性に限ると、半数以上がVIO脱毛をしているという結果も出ています。
VIO脱毛をしている女性の割合は高いため、ぜひ施術を検討してみてください。



自己処理の手間を省きたい方や、デリケートゾーンの蒸れやニオイを軽減したい方には、特におすすめです。
VIO脱毛のメリット


VIO脱毛には、自己処理の手間が省けるだけでなく、肌荒れや黒ずみの予防・改善、蒸れやニオイの軽減などが期待できます。



毛が下着や水着からはみ出す心配がなくなるため、安心感も得られるでしょう。
上記のメリットを魅力的に感じる方には、VIO脱毛がおすすめです。
VIO脱毛をするメリットを、詳しく解説します。
⒈ 自己処理の手間や肌荒れを防ぎ黒ずみ改善に期待できる
VIO脱毛を受けることで、自己処理の手間が大幅に軽減され、カミソリやブラジリアンワックスなどでの自己処理による肌荒れも防げます。



自己処理を頻繁に行うと、乾燥やかゆみや炎症などの肌トラブルを引き起こす場合があるため、注意が必要です。
VIO脱毛が完了すれば、自己処理による摩擦やダメージがなくなります。
肌への負担が減るため、ターンオーバーの働きにより黒ずみが少しずつ改善されることに期待できます。
⒉ 生理中の蒸れやニオイを防いで清潔に保てる
毛が無くなることで生理中の蒸れやニオイを軽減できる点も、VIO脱毛の大きなメリットです。
毛に血液が絡まる心配もなくなるため、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなるでしょう。



血液が毛に絡まなくなることで、雑菌の繁殖も抑えられます。
VIO脱毛は、生理中の不快感やかゆみやかぶれを軽減する効果もあり、デリケート部分を清潔に保てます。
⒊ 下着や水着姿になっても不安が無い
下着や水着姿になった際に、毛がはみ出していないか心配する必要がなくなる点も、VIO脱毛のメリットです。
自己処理とは異なり、Vラインの毛穴が黒く目立つこともないため、デザイン性の高い下着や水着も安心して楽しめます。



露出の多い下着や水着を着用する際に毛の処理を気にしていた方には、特にVIO脱毛がおすすめです。
VIO脱毛は、アンダーヘアにコンプレックスがあり水着姿に自信を持てなかった方でも、悩みを解消することで不安を取り除けます。
VIO脱毛で失敗・後悔しないためのポイント


VIO脱毛はデリケートな部位への施術のため、不安や後悔の声が上がりやすい部位です。安心して通い続けるためにも、事前の準備とクリニック選びがとても重要です。
以下のポイントを押さえて、後悔のないVIO脱毛を実現しましょう。
⒈ 施術を受ける前に入念にデザインを決めておく
VIO脱毛で後悔しないためには、事前にデザインを慎重に検討しましょう。
特に医療脱毛の場合、発毛組織を破壊するため、一度施術を受けると元の状態には戻せません。



VIOのデザインで失敗しないか不安な場合は、照射部位をツルツルにせず、まずは毛量を減らすだけの施術も可能です。
デザイン選びに迷う方は、カウンセリングの際に相談してみましょう。
クリニックでは、一人ひとりの要望やライフスタイルに合わせ、最適なデザインを提案してくれます。



カウンセリング時に理想の仕上がりをしっかりと共有しておくことで、完成時にイメージと異なる仕上がりになることを防げるでしょう。
⒉ 痛みが不安な場合は麻酔を扱っている脱毛クリニックを選ぶ
VIO脱毛の痛みが心配な方は、麻酔を取り扱っている脱毛クリニックを選びましょう。
麻酔を使用することで、施術中の痛みを大幅に軽減できます。
ただし、クリニックによっては麻酔クリームと笑気麻酔のどちらか一方しか扱っていない場合があるため、事前の確認が必要です。



麻酔の種類によっては、当日に急遽使用することが難しいケースもあります。
施術時に麻酔を使用したい場合は、カウンセリングの際にしっかりと相談して決めておくと安心です。
⒊ 希望に適した脱毛機を選ぶ
VIO脱毛での失敗を防ぐためには、自分の希望に合った脱毛機を選びましょう。
高い脱毛効果を求める場合は熱破壊式ヤグレーザー、施術中の痛みが心配な場合は蓄熱式の脱毛機が適しています。



クリニックによっては、どちらか一方の脱毛機しか扱っていない場合もあるため、カウンセリング時に確認が必要です。
複数の脱毛機を導入しているクリニックでは、毛質や痛みへの耐性を考慮し、最適な脱毛機を選んで施術してくれます。
⒋ 保湿などアフターケアは入念に
VIO脱毛で後悔しないためには、施術後のアフターケアを入念に行ってください。
脱毛後に行うべきアフターケアを、次にまとめました。
・デリケートゾーン専用の保湿剤を使用する
・デリケートゾーンを丁寧に洗う
・施術当日はシャワーのみにする
・赤みや炎症がある場合は、クリニックから処方されたクリームを塗る
デリケートゾーンの保湿や洗浄を行う際は、できるだけ肌に摩擦を与えないように注意しましょう。
肌が乾燥した状態で施術を受けるとトラブルが起きやすくなるため、脱毛前から保湿ケアを入念に行うことも大切です。
VIO脱毛の料金相場や回数・期間・効果の目安は?


VIO脱毛は毛周期に合わせて行うため、2ヶ月に1回のペースで通うケースが一般的です。



施術は、成長期の毛が生えているタイミングで行われます。
ただし、施術を重ねることで毛が生えにくくなるため、施術頻度に関しては一概には言えません。
毛がしっかりと生え揃ってから施術を受ける必要があり、5回目以降は3ヶ月以上間隔をあける場合もあります。
施術回数ごとの効果と期間、料金相場を次にまとめました。
回数 | 効果の目安 | 料金相場 | 期間 |
---|---|---|---|
3回 | 毛量が減ってくる 生えるペースが遅くなる | 5万5,000~6万5,000円ほど | 4ヶ月 |
5回 | 自己処理が楽になる | 8~10万円ほど | 8ヶ月 |
8回 | ほとんど生えなくなる | 14~15万円ほど | 1年半 |
10回〜 | ツルツルを目指せる | 16~18万円ほど | 2年〜 |
一般的には5回ほど施術を受けると、自己処理が楽になってきます。
一方、デリケートゾーンをツルツルにしたい場合は、10回以上の施術が必要です。



料金や施術回数はあくまで目安であり、毛質や肌質によって異なります。予算が限られている場合は、カウンセリングでしっかりと相談して決めることが大切です。
蓄熱式脱毛機を使用する場合、熱破壊式よりも効果が緩やかなため、施術回数が多くなる傾向にあります。
VIO脱毛はしない方がいい?よくある質問


- 脱毛前はアンダーヘアの処理はしない方がいい?
-
VIO脱毛を受ける際は、施術前日にアンダーヘアの自己処理が必要です。
ただし、毛抜きやワックスを使用すると毛根まで抜く恐れがあるため、電気シェーバーを使用しましょう。
- メンズはVIO脱毛をしない方がいい?
-
近年は美容への意識が高い男性も増えており、男性がVIO脱毛を行うことに問題はありません。
女性がVIO脱毛を行う場合と同様に、蒸れやかゆみの軽減、デリケートゾーンを清潔に保てるなどのメリットがあります。
部屋に陰毛が落ちることもなくなるため、自宅に人を招く際の掃除の手間も軽減されるでしょう。
- ハイジニーナにすると40代50代になってから後悔する?
-
温泉や銭湯での視線が気になる方は、40~50代になってからハイジニーナ脱毛を後悔する可能性があります。
しかし、近年は40代以降に介護脱毛としてハイジニーナを検討する人も増えており、必ずしも後悔するとは言い切れません。
脱毛機は白髪に反応しないため、老後のことも考慮するのであれば、若いうちにハイジニーナにしておいても後悔する可能性は低いでしょう。
- 女性がVIO脱毛をするのは男性はどう思う?
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男性の多くは女性のVIO脱毛に好意的です。
ただし、ハイジニーナや奇抜なデザインは好みが分かれるため、パートナーに相談の上で決めた方が良いでしょう。
編集部なお、毛量を減らして形を整えるナチュラルデザインは、男性人気が高い傾向にあります。
- VIO脱毛の最も多い施術理由はなんですか?
-
VIO脱毛の最も多い施術理由は、「衛生面の改善」「自己処理の手間の軽減」が挙げられます。
順位 理由 詳細説明 1位 衛生面の改善 生理時のムレやニオイを軽減し、清潔な状態を保ちやすくなるため。 2位 自己処理の手間を減らしたい カミソリやシェーバーによる自己処理が難しく、肌トラブルの原因になりやすいため。 3位 将来の介護を見据えて 介護脱毛として、将来の排泄ケア時の負担軽減を目的に検討する人が増加。 4位 見た目やファッションのため 下着や水着から毛がはみ出さないよう、整えたいという審美的な理由。 5位 肌トラブルの予防 かぶれ・かゆみ・埋没毛などの肌トラブルを防ぐため。 VIO脱毛をする理由は年代によって目的は異なりますが、上記のようなものが挙げられます。ぜひ参考にしてください。
まとめ:VIO脱毛はしない方がいい?
[画像設置]
まとめ
VIO脱毛はしない方がいい?
alt:まとめ VIO脱毛はしない方がいい?
画像タイトル:iryodatsumo-vio-matome


当記事では、「VIO脱毛はしない方がいい?」について解説しました。
VIO脱毛のメリット・デメリットを理解した上で、適切な脱毛機の使用やアフターケアが必要です。



VIO脱毛の前には、デザイン決めや痛み対策、保湿ケアなど事前のカウンセリングで相談しておきましょう。
医療脱毛は回数を重ねるごとに効果は確実に実感できます。そのため、日頃から肌の状態を整えるスキンケアを意識し、毎回の施術でしっかりと効果を引き出すことが重要です。
VIO脱毛は、正しい知識とクリニック選び、そして自分に合った施術が成功のポイントです。事前のカウンセリングでしっかり相談し、後悔のない脱毛ライフを始めましょう。
参考文献
・厚生労働省
・厚生労働省 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針(医療広告ガイドライン)
・厚生労働省 医薬品・医療機器ページ
・厚生労働省 医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
・日本医学脱毛学会
・国民生活センター
・国民生活センター「美容医療サービスはクーリング・オフできる?」
・消費者庁
・消費者庁「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について」
・政府広報オンライン「美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント」
・内閣府 消費者委員会 美容医療サービスに係るホームページ及び事前説明・同意に関する建議
・日本美容外科学会(JSAS)
・日本美容外科学会(JSAPS)
・日本皮膚科学会