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医療脱毛のベストな照射間隔や頻度は?脱毛完了までの期間も解説!

医療脱毛のベストな照射間隔や頻度は?脱毛完了までの期間も解説!

医療脱毛はどれくらいの間隔で通うのがベスト?

脱毛完了までどれくらい期間がかかるの?

医療脱毛は、効果を最大限に発揮するために、照射間隔と施術頻度が重要です。

しかし、どのくらいの間隔をあければ良いのか、どの程度通えば理想の脱毛が完了するのかわからない方も多いです。

編集部

本記事では、医師監修のもと、知恵袋での回答よりも詳しく、医療脱毛におけるベストな照射間隔や頻度、部位別の施術間隔について徹底解説します。

脱毛回数ごとの効果や、永久脱毛が完了するまでの期間についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

また、当サイトでは、医療脱毛クリニックの中でも永久脱毛の施術に定評のある「ぶっちゃけどこがいい?医療脱毛のおすすめ大手クリニック15選」を解説しています。

医師 山本晃義

当記事の監修医師

ピオーネビューティークリニック 院長
日本美容外科学会(JSAS)
正会員

山本 晃義 先生

監修医師の経歴・詳細はこちら

慶應義塾大学病院で初期臨床研修後、大手美容クリニックで統括院長を経験し、その後ピオーネビューティークリニックを2023年11月に開業。自身も美容整形を経験しているため、美容整形を受ける側の観点・経験も活かし、当サイトの記事の監修を行なっています。

目次

医療脱毛で照射間隔をあけなければならない理由

医療脱毛で照射間隔をあけなければならない2つの理由

医療脱毛では、照射間隔を適切にあける必要があります。

照射の感覚を開ける理由は、施術後の肌を守り、脱毛効果を最大限に引き出すためです。

短い間隔で施術を行うと、肌への負担やトラブルのリスクが高まります。

医師 山本晃義

数多く照射すれば効果が出るわけではないので、あせらずに施術しましょう。

レーザー脱毛は毛周期に合わせると効果的だから

一定のサイクルで生え変わる毛周期

毛は一定のサイクルで生え変わる毛周期を持っています。

周期には成長期・退行期・休止期の3つがあり、脱毛効果を得るには、成長期に合わせた照射が効果的です。

医療脱毛のレーザーは、毛の黒い色素であるメラニンに反応して熱を発生させ、毛根を破壊することで脱毛効果を発揮します。

メラニン色素を多く含んでいる成長期の施術が効果的ですあり、それ以外の時期はあまり効果がありません。

編集部

成長期に合わせて照射するのが、脱毛効果を高める重要なポイントです。

全身の毛のうち、成長期にある毛は全体の約10~20%程度しかないため、完全に脱毛するには何度も施術する必要があります。

次の毛が成長期を迎えるまでに時間がかかるため、2~3ヶ月程度の間隔をあけて施術を行います。

医師 山本晃義

毛周期に合わせた施術よりも早いペースで通ってしまうと、1回ごとの施術効果が低くなってしまいます。

早すぎる施術間隔による肌への負担や肌トラブルを防ぐため

医療脱毛の施術間隔をあけるのは、肌への負担やトラブルを避けるためにも重要です。

レーザー脱毛は毛根のメラニン色素に反応して熱を加えるため、毛の処理とともに肌にも大きな負担がかかります。

医師 山本晃義

施術後の肌はレーザーの熱で一時的にダメージを受けているため、通常の状態に戻るまでの回復期間を作ってあげましょう。

過剰に短い間隔で施術を行うと、肌が熱や光の影響から回復する時間が足りなくなり、肌の炎症や赤み、乾燥といった肌トラブルが発生します。

肌の状態が整っていないまま施術を続けると、バリア機能が低下してしまい、色素沈着や痒みなどの副作用が起こる可能性も高いので注意が必要です。

肌がダメージを受けやすい状態のままだと、日焼けのリスクも高まります。

編集部

日焼け後に照射を受けると、肌トラブルがさらに増える恐れもあるため、施術の間隔はきちんと守りましょう。

医療脱毛のベストな効果を発揮できる施術間隔は?

医療脱毛のベストな効果を発揮できる施術間隔は?3つのポイントや注意点

医療脱毛でより効果的に脱毛するためには、適切な施術間隔を守る必要があります。

一般的には2〜3ヶ月間隔で施術を受けるのが理想的です。

部位や毛質によっても適切な間隔は異なるため、部位によって施術の間隔は調整しましょう。

編集部

適切な間隔は、部位や毛質によって変わります。
クリニックでよく確認しましょう。

何ヶ月おき?2〜3ヶ月間隔で成長期の毛に照射するのがベスト!

医療脱毛で施術を受ける際、2〜3ヶ月間隔をあけるのがベストとされています。

この間隔で施術を受ければ、毛周期に合わせて最も高い効果が発揮できます。

成長期の毛はメラニン色素を多く含み、レーザーに反応しやすいため、脱毛の効果が現れやすいです。

2〜3ヶ月ごとに通えば、成長期を迎えた新しい毛にも効率的に照射できるので、効率よく脱毛を進められます。

医師 山本晃義

脱毛ができる成長期の毛を意識して間隔を空けましょう。

脱毛期間をあけすぎても効果に影響はない

医療脱毛の施術は、もし間隔が空いてしまっても脱毛効果は下がりません

4〜6ヶ月以上の期間が空いてしまった場合でも、また成長期の毛に対して照射を再開すれば効果はあります。

医療脱毛のレーザーは成長期に照射できれば、照射できた毛にはしっかりと脱毛の効果を得られます。

ただし、年単位で期間が空いてしまうと、永久脱毛とはいえ脱毛が完了している毛穴から再び毛が生えてきてしまう可能性もあります。

永久脱毛の定義
・最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下である状態(米国電気脱毛協会
・一定の脱毛施術を行ったあとに再発毛する本数が長期間において減少し、維持されること(アメリカ食品医薬局

計画していた回数以上に施術を受ける必要があるため、できる限り決まった間隔で施術を受けましょう。

医師 山本晃義

施術自体が無駄になることはないため安心してください。

医療脱毛でも1ヶ月間隔で通えるクリニックがあるのはなぜ?

医療脱毛の中には、1ヶ月間隔で通えるクリニックもありますが、その多くは蓄熱式脱毛機を使用しています。

医師 山本晃義

蓄熱式脱毛機は、毛包に穏やかに熱を加えることで発毛を抑制する方法です。

従来のレーザー脱毛とは違い、毛のメラニン色素に直接反応するのではないため、毛周期にそれほど左右されません。肌への負担も少ないため、短い間隔で施術ができます。

蓄熱式脱毛機で早いペースで通ったとしても、脱毛効果が早く感じられたり、早く脱毛が完了したりするわけではないので注意が必要です。

脱毛効果の進み方は、個人差があります。蓄熱式脱毛機がレーザー脱毛と比べて、早く終わるわけではない点は理解しておきましょう。

編集部

通う頻度は変わりますが、効果が出るタイミングは人によって違います。

医療脱毛の施術間隔を部位別に解説!ベストなタイミングはいつ?

医療脱毛の施術間隔を部位別に解説!ベストなタイミングはいつ?

医療脱毛では、部位ごとに毛周期や毛の特徴が異なるため、それに応じた最適な間隔で施術するのが大切です。

部位別に適切なタイミングを守れば、効率よく成長期の毛に照射でき、脱毛効果を最大限に引き出せます。

編集部

各部位ごとのおすすめ施術間隔とその理由を詳しく解説するので、参考にしてみてください。

全身脱毛は2〜4ヶ月間隔

全身脱毛では、体全体の毛周期が異なるため、各部位ごとに照射タイミングがばらつきがあります。

2〜4ヶ月の間隔で施術すれば、より多くの成長期の毛にアプローチが可能です。

頻繁に通いすぎると成長期の毛が十分に揃わず、効果が減少するため、施術の間隔はしっかりあけましょう。

VIO脱毛は2〜3ヶ月間隔

VIOの毛は太く密度が高いため、2〜3ヶ月間隔での施術がおすすめです。

デリケートな部分であるため、施術間隔を守って肌トラブルを防ぎながら脱毛を進めましょう。

ワキ脱毛は2〜3ヶ月間隔

ワキの毛は他の部位に比べて成長が早く、密度が高いため、2〜3ヶ月間隔での施術が最適です。

ワキ脱毛は比較的効果が現れやすい部分ですが、毛周期を無視して頻繁に通うと、効果が薄れます。

成長期の毛がしっかり揃うタイミングを狙って照射して、効率よく脱毛しましょう。

腕や足脱毛は1ヶ月半〜2ヶ月間隔

腕や足の毛は成長が比較的早いため、1.5ヶ月〜2ヶ月間隔での施術が効果的です。

腕や足は広範囲のため、照射漏れが起きやすい部分なので、定期的に通ってムラのない仕上がりを目指しましょう。

顔脱毛は1〜2ヶ月間隔

顔の毛は他の部位と異なり、産毛が多く、成長サイクルも速いため、1〜2ヶ月間隔での施術がおすすめです。

産毛はレーザーの反応が薄いため、定期的な照射が必要です。

1〜2ヶ月間隔で施術を続ければ、産毛が徐々に減少し、化粧ノリや肌のトーンアップ効果も期待できます。

メンズの髭脱毛は1〜2ヶ月間隔

男性の髭は、毛が太く密度が高いため、1〜2ヶ月間隔での施術が適しています。

髭は毎日剃る必要があるため、早く脱毛効果を得たい部位ですが、毛周期のサイクルに合わるのが重要です。

間隔を守って施術を続ければ、確実に成長期の毛にアプローチでき、髭剃りの頻度が減らせて、肌への負担も軽減できます。

医師 山本晃義

脱毛するタイミングはクリニックとよく相談しましょう。

医療脱毛の回数ごとの効果と永久脱毛完了までの期間の目安

医療脱毛では、個人の体質や毛質によって脱毛効果が現れるまでの回数や期間が異なります。

一般的な回数の目安を参考にして、永久脱毛の完了までにどの程度通う必要があるかを把握しておきましょう。

ここでは回数ごとの効果と完了までにかかる期間について解説します。

医師 山本晃義

最初の数回で効果が実感できる人は少ないです。
実感できるまで継続しましょう。

何回通うべき?脱毛回数と効果の目安

回数効果の目安
1回一時的に毛が減少する
まだ目立つ毛が多い
脱毛した毛も再度生えてくる
3回毛が以前よりも薄くなる
自己処理の頻度が減る
部分的に生えてくる
5回目に見える毛がかなり減る
自己処理がかなり楽になる
肌の見た目がスッキリしてくる
8回ほとんどの毛がなくなる
生えてくる毛も細い
日常的な自己処理がほぼ不要
10回ツルツル肌に近い仕上がり
ほぼ全ての毛が目立たなくなる

蓄熱式脱毛の場合、熱で毛を徐々に減らしていくため、効果の実感がゆっくりであることが多いです。

即効性を求める方には向かないものの、肌への刺激が少ないため、敏感肌の方には蓄熱式脱毛がおすすめです。

医師 山本晃義

回数が増えるほど、脱毛効果ははっきりと現れてきます。

永久脱毛完了までは10回以上が目安

医療脱毛で永久脱毛を目指す場合、10回以上の施術が目安となります。

成長期の毛にあわせて照射するサイクルを考慮すると、施術回数が多くなるのは仕方がないことです。

間隔を空けつつ10回以上通えば、成長期の毛が揃ったタイミングで照射を続けられ、ツルツル肌に近づけます。

医師 山本晃義

効率よく脱毛するためには、適切な間隔を空けるのが重要です。

医療脱毛を10回以内の施術でしっかり効果を発揮したい、10回照射しても効果がイマイチ…という方は、「医療脱毛は10回で終わらない?VIOやヒゲの目安や回数ごとの効果を解説!」を参考にしてください。

医療脱毛のベストな間隔・期間でよくある質問

医療脱毛のベストな間隔・期間でよくある質問
医療脱毛のレーザーの種類によって通う間隔は変わりますか?

レーザーの種類によって通う間隔が変わります。

医療脱毛の方式には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類があります。

熱破壊式は毛周期に合わせた2〜3ヶ月ごとの施術が一般的です。

蓄熱式は低出力で広範囲にアプローチするため、1ヶ月ごとの短い間隔で通えます。

効果の実感には個人差があり、どちらが早く完了するというわけではないので注意しましょう。

医療脱毛1回目のあとは1ヶ月後に施術を受けても良い?

1回目の施術後は、毛周期を考慮して通常2〜3ヶ月程度の間隔を空けるのがおすすめです。

成長期の毛以外の毛に施術しても効果が薄いため、早すぎる十分な効果が得られません。

蓄熱式の場合は1ヶ月後でも施術が可能なので、通院するクリニックによく相談しましょう。

医療脱毛の期間中気をつけることはありますか?

医療脱毛の期間中は、日焼けや肌に強い刺激を与えないようにしましょう。

脱毛中は肌がダメージを受けているため、炎症や赤み、乾燥といった肌トラブルが起こりやすいです。

保湿ケアをしっかり行い、低下しているバリア機能を補ってあげましょう。

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