医療脱毛をして後悔してる人って多いの？
どんな理由で後悔してるの？
医療脱毛はムダ毛の悩みを根本から解決できる方法として人気ですが、脱毛回数や痛み、肌トラブル、施術デザインに関する不満など、思い通りにいかなかったと感じる方も多いです。
この記事では、医師監修のもと、医療脱毛の失敗や後悔について知恵袋での回答より詳しく解説していきます。
編集部医療脱毛をしてから後悔しないように、後悔したと言う人の意見もしっかり参考にしましょう。
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編集部ここからは、当記事の医師監修のもと、以下の内容を解説します。
・当記事は、KIREI＋医療脱毛のプライバシーポリシーに基づいて作成しています。
・医療脱毛は保険適用ではなく自由診療です。
・医療脱毛クリニックでは複数回まとめての契約が可能ですが、無理に高額なプランを契約してトラブルになる事例もあるため注意しましょう。
・契約していた脱毛サロン・医療脱毛クリニック等が倒産した事例があるため、リスクが不安な方は都度払いを検討してください。
医療脱毛で後悔・失敗したことは？
医療脱毛は永久脱毛が可能でムダ毛の悩みを根本から解消できますが、施術後に後悔や失敗を感じる人も少なくありません。
期待していたほどの効果が得られなかったり、痛みが予想以上だったりと、後悔した要因は個々のケースによってさまざまです。
本章では、下記の5つに分けて詳しく解説していきます。
編集部多くの人が医療脱毛で経験した失敗や後悔を知ることで、施術前の参考になります。
医療脱毛で後悔・失敗したこと① 脱毛回数が足りなかった
医療脱毛は毛質や肌質によって必要な回数が異なり、一般的に5〜8回が目安とされますが、部位や毛量によってはそれ以上かかることもあります。
少ない回数のプランを選んだ結果、十分な効果が得られず追加料金が発生し、コスト面で後悔するケースも少なくありません。
医師 山本晃義毛周期に合わせた適切な間隔での施術も重要なため、回数には余裕を持ってプランを組むのがおすすめです。
医療脱毛で後悔・失敗したこと② 脱毛効果が実感できなかった
医療脱毛は高出力レーザーで高い効果が期待できますが、毛質や毛周期、レーザーの種類が合わないと効果を実感しにくいこともあります。
医師 山本晃義特に産毛や薄い毛は反応しにくく、思うような仕上がりにならず後悔するケースも少なくありません。
効果には個人差があるため、期待通りにならない可能性もあることを理解しておくことが大切です。
医療脱毛で後悔・失敗したこと③ 脱毛の施術が痛い
医療脱毛はエステ脱毛より効果が高い分、施術中に強い痛みを感じやすいです。
医師 山本晃義特にVIOや脇など毛が濃く密集する部位は痛みが強く、中断を希望する人もいます。
痛みは高出力レーザーが毛根のメラニンに作用して熱を発するためで、毛が濃いほど熱が集中しやすくなります。
事前に痛みの程度を理解せず、痛み対策のないクリニックを選ぶと後悔することもあるため、痛み対策の有無も確認しましょう。
医療脱毛で後悔・失敗したこと④ 医療脱毛の副作用で肌トラブルが起きた
▼医療脱毛でよくある肌トラブル
やけど・赤み・水ぶくれ・炎症・毛嚢炎・乾燥・色素沈着 など
レーザーの熱によって皮膚にダメージが加わると、火傷を起こすことがあります。特に敏感肌や色黒の方は、赤みや水ぶくれが生じやすいため注意が必要です。
また、毛嚢炎は毛穴に細菌が入り込むことで発生します。脱毛後は毛穴が一時的に開いているため、炎症を起こすリスクが高まります。
さらに、施術後はレーザーの影響で肌の水分が奪われ、乾燥してかさつきを感じることがあります。
編集部施術後はアフターケアとして保湿クリームなどでこまめにケアするのが大切です。
肌に炎症が起こったときに色素沈着が起こる場合があります。火傷や毛嚢炎が起きたあとに、炎症後色素沈着が起こりやすく、特に色黒の方は色素沈着が長くなりやすいです。
トラブルを予防するために、施術後のケアと肌の状態に合った施術を行うクリニックを選びましょう。
医師 山本晃義脱毛は肌にダメージを与えます。
肌トラブルは少なからず発生することを理解しておきましょう。
医療脱毛で後悔・失敗したこと⑤ ローンの支払いがきつかった
医療脱毛は高額なため、ローンを組む方も多いですが、返済が負担になり後悔するケースもあります。
契約内容や月々の返済額をよく確認せずに始めると、追加施術やオプションで支払いが増えることも。
医師 山本晃義支払いトラブルを避けるため、ローンを組む前にプランをしっかり検討し、必要ならクーリング・オフ制度の利用も考えましょう。
やらなきゃよかった！医療脱毛の永久脱毛効果により後悔した事例
医療脱毛は永久脱毛が可能であるため、一度施術を行うと基本的に毛は生えません。
ムダ毛の悩みから解放される点は大きなメリットですが、デザインや毛量の調整を誤ってしまってしまうと、後悔する原因となります。
医師 山本晃義本章では、顔やVIO、ヒゲなど、永久脱毛効果が原因で後悔した事例について紹介します。
顔脱毛で眉毛や生え際のデザインに後悔した
顔脱毛ではデザイン調整が重要ですが、思った通りにならず後悔する人もいます。
形を整えすぎて印象が変わりすぎたり、不自然になったりするケースも少なくありません。
永久脱毛は修正が難しいため、細かな調整ミスが大きな後悔につながります。
医師 山本晃義顔は毎日見る場所なので、慎重にデザインを決め、際どい部分の脱毛は控えめにするのが無難です。
VIO脱毛でアンダーヘアをハイジニーナにしてしまった
VIO脱毛はアンダーヘアをすっきりと清潔に整えるための施術として人気ですが、VIOをすべて無毛にするハイジニーナにしてしまったことに後悔する人もいます。
完全脱毛を期待して行ったものの、年齢やライフスタイルの変化に伴って自然な毛が合ったほうが良いと感じる場合も多いです。
永久脱毛してしまったものはもとに戻らないので、量や形が変わりすぎてしまったことに後悔した人もいます。
元の自然な状態には戻れないため、ハイジニーナにする前によく検討しましょう。
編集部ハイジニーナにしてから、人の目が気になる人もいます。
メンズはヒゲ脱毛の範囲をやりすぎてしまった
メンズのヒゲ脱毛では、早朝のひげ剃りが不要になり、清潔感が保たれるので人気がありますが、脱毛範囲を広げすぎてしまって後悔するケースもあります。
永久脱毛を行うと、生涯にわたってまったくヒゲが生えていないようになります。
年齢を重ねてから少しだけヒゲを生やしたいと思っても、できなくて後悔した人は多いです。
ヒゲは顔の印象を大きく分けるため、ヒゲを生やすことで簡単にイメチェンできなくなり、男らしい印象が薄れてしまったと後悔するケースもよくあります。
医師 山本晃義ヒゲがあるスタイルに戻したいと思ったとき後悔しないよう、事前によく検討しましょう。
医療脱毛で後悔しないためのポイント
医療脱毛の施術後に後悔しないためには、事前にいくつかのポイントを押さえておくことが大切です。
医師 山本晃義本章では、医療脱毛を成功させるために知っておきたい重要なポイントを、次の5つのテーマに分けて解説します。
- 脱毛回数の効果の目安を把握してプランを選ぶ
- 毛質に合った脱毛機やレーザーを選ぶ
- 麻酔代無料や冷却装置付きの脱毛機など痛み対策がある医院を選ぶ
- 仕上がりは後悔しないデザインにする
- 火傷や毛嚢炎など肌トラブルへの対応がいいクリニックを選ぶ
脱毛回数や痛み、デザイン、肌トラブルへの対応など、正しく準備・確認をしておくことで、満足のいく脱毛効果が期待できます。
編集部後悔しないためにも、脱毛に関する正しい知識を身につけておきましょう。
脱毛回数の効果の目安を把握してプランを選ぶ
| 回数 | 効果の目安 |
|---|---|
| 3回 | 毛が以前よりも薄くなる 自己処理の頻度が減る 部分的に生えてくる |
| 5回 | 目に見える毛がかなり減る 自己処理がかなり楽になる 肌の見た目がスッキリしてくる |
| 10回 | ツルツル肌に近い仕上がり ほぼ全ての毛が目立たなくなる |
医療脱毛の効果は毛質や部位によって異なるため、事前に回数の目安を把握してプランを選ぶことが大切です。
一般的には5〜8回で満足できることが多いですが、毛が濃い部位では追加が必要になることもあります。
回数によっては追加料金が発生する場合があるため、肌質や部位に合った適切なプランを予算とあわせて検討しましょう。
医師 山本晃義完全に脱毛するのに必要な回数は個人差があるため、余裕を持った回数を選ぶことが大切です。
毛質に合った脱毛機やレーザーを選ぶ
医師 山本晃義医療脱毛には主に「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類のレーザー方式があり、それぞれにメリットが異なります。
| アレキサンドライトレーザー | ダイオードレーザー | ヤグレーザー | |
|---|---|---|---|
| 特徴 | メラニン色素に反応しやすく 痛みは少なめ | 幅広い毛質・肌質に対応 痛みが少ない | 深部まで届き脱毛効果が高い 痛みを感じやすい |
| 波長 | 755mm | 800mm | 1064mm |
| 得意な毛 | 濃い毛 太い毛 | 産毛 色素が薄い毛 | VIOやヒゲなど 根が深い毛 |
| 脱毛機 | 熱破壊式 | 蓄熱式 まれに熱破壊式 | 熱破壊式 |
| 日焼け肌 | × | ◯ | △ |
熱破壊式は高出力レーザーで毛根を直接破壊するため、太く濃い毛に効果的で、ワキやVIOに適しています。
蓄熱式は低出力で痛みが少なく、産毛や敏感肌の方に向いています。
レーザーの種類は脱毛機ごとに異なり、部位に合った機種を選ぶことが大切です。
医師 山本晃義アレキサンドライトレーザーなどの特性を活かせるクリニックを選ぶと、効果的な脱毛が期待できます。
麻酔代無料や冷却装置付きの脱毛機など痛み対策があるかチェック
医療脱毛はエステ脱毛よりも高出力のレーザーを使うため、痛みを感じやすいのが特徴です。
痛みが不安な方は、皮膚麻酔が無料で使えるクリニックや、冷却装置付きの脱毛機を導入している施設もあるので確認しておくことがおすすめです。
施術時の痛みを軽減できるため、クリニック選びでは痛み対策の有無も忘れずに確認しましょう。
医師 山本晃義脱毛をするときの痛みはかなり強いです。
痛み対策があると、脱毛の成功率が高まります。
仕上がりは後悔しないデザインにする
医療脱毛で後悔しないためには、顔やVIOなどのデザインが関わる部位の仕上がりを慎重に検討するのが大切です。
眉毛やもみあげのデザイン、目立つラインなどは、顔全体の印象を大きく左右します。
医師 山本晃義VIO脱毛では完全に脱毛するか、部分的に残すかをよく考えて後悔しないように注意しましょう。
永久脱毛は毛が戻らないため、一度施術してしまうと元に戻すことができません。
自分が希望するデザインを明確に伝え、希望するデザインの完成イメージを事前に共有しておくとイメージ通りの結果を得られます。
編集部希望するデザインのイメージをクリニックにも確実に伝えましょう。
火傷や毛嚢炎など肌トラブルへの対応を確認する
医師 山本晃義医療脱毛では、火傷や毛嚢炎などの肌トラブルが起こるリスクがあります。
敏感肌の方や乾燥肌の方は、肌トラブルが発生しやすいため、施術後のアフターケアや対応体制が整っているクリニックを選ぶのが重要です。
信頼できるクリニックでは、施術後に肌トラブルが発生したときの診察や治療が無料の場合が多いです。
事前のカウンセリングで肌トラブルへの対策や対応方法について確認しましょう。
肌トラブルが起こってしまっても、安心して施術を受けられるクリニックを選ぶのが後悔を防ぐポイントです。
編集部医療脱毛なら肌トラブルも無料で対応してくれるクリニックが多いです。
医療脱毛の後悔でよくある質問
- 医療脱毛を受けた10年後に後悔することはありますか？
-
医療脱毛は永久的な脱毛効果があるため、10年後に後悔する可能性もあります。
年齢を重ねて起こるライフスタイルや価値観、トレンドの変化によって、毛がほしいと思う可能性はあります。
事前にデザインや範囲を慎重に決め、将来の変化も考慮してから脱毛するのが後悔を防ぐポイントです。
- 後悔する可能性があるなら医療脱毛しないほうがいい？
-
後悔する可能性が気になる場合は、部分的な脱毛やデザイン調整をしやすい範囲から始めるのもおすすめです。
医療脱毛は自己処理の負担が減り、肌もきれいになるなどメリットは多くあります。
部分的に医療脱毛を行って、脱毛の良さを実感してから再度検討してみるのも良い方法です。
事前に納得のいくまでクリニックでカウンセリングを受けて、不安要素を解消しながら進めましょう。
- 医療脱毛のローンで後悔しないためにはどうしたらいい？
-
医療脱毛のローンで後悔しないためには、割引で料金を抑えられるクリニックを選びましょう。
全身脱毛では5回10万円以下で受けられる安価なクリニックも多いです。
料金プランをしっかり比較し、自分の予算に合ったプランから始めてみるのが大切です。
無理のない支払いプランを組み、追加の費用が発生した場合は安易に実施しないようにして、ローンの負担を減らしましょう。
- VIOの脱毛をしない方がいい人は？
-
VIO脱毛を控えたほうがいい人は以下の通りです。
- 妊娠中や授乳中の方
- 皮膚に炎症や感染症がある方
- アトピーや湿疹など肌トラブルがひどい方
- 日焼けしている、または色素沈着が強い方
- 免疫力が低下している方や持病がある方
- 過度に痛みに弱い方で痛み対策がないクリニックしか選べない場合
これらの条件に該当する場合は、医師や専門スタッフに相談してから判断しましょう。
医療脱毛で後悔した例 当記事のまとめ
当記事では、医療脱毛で後悔した具体例を医師監修のもと、下記の構成に分けて詳しく解説してきました。
編集部医療脱毛は1回の施術で完了せず、複数回クリニックに通う必要があるため、プランやクリニック選びが重要です。
クリニック選びで後悔しないために、当記事の「医療脱毛で後悔しないためのポイント」で紹介したポイントを押さえて自分に合った医療脱毛医院を探しましょう。
参考文献
・厚生労働省
・厚生労働省 医業若しくは歯科医業又は病院若しくは診療所に関する広告等に関する指針（医療広告ガイドライン）
・厚生労働省 医薬品・医療機器ページ
・厚生労働省 医師免許を有しない者による脱毛行為等の取扱いについて
・日本医学脱毛学会
・国民生活センター
・国民生活センター「美容医療サービスはクーリング・オフできる？」
・消費者庁
・消費者庁「美容医療を受ける前に確認したい事項と相談窓口について」
・政府広報オンライン「美容医療サービスの消費者トラブル サービスを受ける前に確認したいポイント」
・内閣府 消費者委員会 美容医療サービスに係るホームページ及び事前説明・同意に関する建議
・日本美容外科学会（JSAS）
・日本美容外科学会（JSAPS）
・日本皮膚科学会
・日本形成外科学会
・日本美容皮膚科学会
・日本スキン・エステティック協会
・日本レーザー医学会